仏ヴァレオは17日、スマートフォンと車載機器の接続規格「ミラーリンク(Mirrorlink)」に対応する技術開発を進めていることを明らかにした。
\ミラーリンクは、米国の業界団体であるカー・コネクティビティー・コンソーシアム(CCC)が推進する規格で、車載ディスプレイやカーオーディオなどの機器とスマートフォンで動作するアプリケーションとの双方向通信を可能にする。ヴァレオはスマートフォンと車載機器のインタフェース設計にノキアのアプリケーション・ユーザインタフェース(UI)フレームワーク 「Qt(キュート)」を使用。スマートフォンのサービスとダッシュボードを接続・連携させることで、ユーザーは通話、ナビ、オーディオ、インターネットラジオ、天気予報、交通情報など携帯電話に内蔵されているアプリを、車載端末とオーディオシステムを活用して利用することが可能になる。
\ヴァレオはまた、同社がCCCのコアメンバーとなったことを明らかにし、スマートフォンを利用した新しいソリューションの普及に向けた取り組みを加速させる方針を表明している。
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