独高級車メーカーのアウディは、次世代車載情報システムに米エヌヴィディア(NVIDIA)のモバイル機器向けプロセッサー「テグラ3(Tegra 3)」を採用する。2013年からインフォテイメント・システムとデジタル式メーターパネルで活用していく。NVIDIAが12日、米ラスベガスの家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で発表した。
\Tegra3を新たに採用するのは「ビジュアル・コンピューティング・モジュール(VCM)」と呼ばれる自動車向けに最適化したコンピューター・サブシステムで、高いエネルギー効率と超高速処理が特徴。また、高精細な画像の表示も可能だが、消費電力は従来のプロセッサーより少ないという。
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