フィルター大手の独マン・ウント・フンメルが1月26日発表した2011年12月期決算は、売上高が前期比10%増の約25億ユーロに拡大した。ヴェーバー最高経営責任者は、2011年は多くの生産拠点で生産量が過去最高を更新し、週7日稼動のフル操業体制となったことを明らかにし、「受注状況から見て12年も良い年になるだろう」と語った。
\昨年はドイツ、米国、中国、インドに新拠点を設立したほか、既存の拠点も拡充した。また、韓国やフィリピンなどアジアと欧州で水処理ビジネスを拡大した。同社は年間売上高の4%を研究開発に投資しており、これは業界平均の2.6%を上回っている。また、1999年から2011年まで年間9%を超える成長を続けており、18年には売上高を34億ユーロとすることを目標に掲げている。
\マン・ウント・フンメルは世界40カ国に拠点を持ち、従業員数は1万4,400人に上る。
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