三菱重工、日立、三菱商事の3社はこのほど、スペインで電気自動車や充電インフラの様々な事業モデルを実証試験するためのスマートコミュニティープロジェクトを実施すると発表した。
\独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けて実施するプロジェクトで、予算は約50億円、期間は2016年3月まで。スペイン南部のアンダルシア州マラガで進められているプロジェクト「スマートコミュニティ・マラガ」と連携している。
\発表によると、スペインでは現在、エネルギー消費の40%を交通部門が占め、同エネルギーの大部分は化石燃料に依存している。このような状況を改善するため、スペイン政府は2014年までに電気自動車を25万台普及させることを目指している。
\今回のプロジェクトで、三菱重工は電気自動車200台を管理するセンター業務や、車載機器、急速充電装置を提供する。日立は電力など需要側の管理システム、三菱商事はビジネス面や国際的な事業展開などを担当する。
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