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2012/2/17

企業情報 - 部品メーカー

独デュル、蘭熱交換器メーカーに資本参加

この記事の要約

独産業設備大手のデュルは9日、オランダの新興企業ヒート・マトリックス・グループの資本の15%を取得したと発表した。同社は樹脂製の熱交換器を開発・製造している。今回の資本参加により、新事業部門のクリーンテクノロジーシステム […]

独産業設備大手のデュルは9日、オランダの新興企業ヒート・マトリックス・グループの資本の15%を取得したと発表した。同社は樹脂製の熱交換器を開発・製造している。今回の資本参加により、新事業部門のクリーンテクノロジーシステムにおけるエネルギー効率の改善技術を強化する。

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樹脂製の熱交換器は、従来の金属製に比べ軽量で価格も安いことに加え、腐食の心配がない利点がある。ヒート・マトリックスが使用する樹脂は耐熱性に優れ、摂氏230度の環境まで対応できるという。例えば、燃焼排ガスや産業用の乾燥工程、蒸気ボイラーなどに投入できる。

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デュルのラルフ・ホイヴィング取締役(クリーンテクノロジーシステム部門担当)はヒート・マトリックスの技術について、特に低温分野で熱回収システムを提供できるようになると説明している。今後さらに新たな買収を通してヒート・マトリックスの技術を強化することも検討しているという。ヒート・マトリックスは2008年の設立で、ロッテルダムに本社がある。

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デュルは2011年初めにクリーンテクノロジーシステム部門を立ち上げた。同部門の売上高を2011年の約9,000万ユーロから2015年までに2億ユーロ以上に引き上げる目標を掲げている。

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