独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は17日、提携するロシア同業GAZのニジニー・ノブゴロド工場に訓練センターを開設したと発表した。
\シュコダのヴィンフリート・ヴァーラント最高経営責任者(CEO)は、世界で一貫した品質の車を提供するためには、スタッフの徹底した訓練が欠かせないと指摘。「ニジニー・ノブゴロド工場の訓練センターの開設で、一貫した品質管理を実現することができる」と語った。
\シュコダはニジニー・ノブゴロド工場で「イエティ」を、VWのカルーガ工場で「オクタビア」と「ファビア」を生産しており、将来的にはロシアでの生産能力を年間35万台に引き上げたい考えだ。また、販売代理店も現在の120から今後数年間で倍増させることを目指している。
\シュコダは2011年にロシアで7万4,000台を販売した。このうち約半数がロシア国内で製造されたものだった。
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