英ヒンドゥーラグループの排ガス浄化システム会社Albonair(ドルトムント)は、本社工場に新生産棟を建設する。新製品の量産開始に伴うもので、13年からユーロ6対応のドージングシステムを組み立てる。新ラインが完成すると、ドージングシステムの年産能力は20万個に拡大するという。独自動車業界誌『ATZ』(オンライン版)が17日付で報じた。
\新生産棟の面積は900平方メートルで、生産ラインを2本設置する。第1四半期内に着工し、半年後の完成を見込む。生産するのはSCR (選択還元触媒)向けのドージングシステム2モデルで、高い品質を確保するため片方のラインはクリーンルーム内に設置する。Albonairはこのほか、物流倉庫も増設する計画だ。
\生産能力拡大にともない、同社は3年以内に新たに40人を採用することを計画している。
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