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2012/3/23

一般・技術・その他 (旧)

バイオディーゼルに対応したレンジエクステンダーを開発

この記事の要約

オーストリアのシュタイヤー・モーターズは、電気自動車向けのレンジエクステンダー(航続距離延長装置)を開発している。同社のモノブロックモーター(M1コンセプト)をベースにした2気筒エンジンで、バイオディーゼルに対応している […]

オーストリアのシュタイヤー・モーターズは、電気自動車向けのレンジエクステンダー(航続距離延長装置)を開発している。同社のモノブロックモーター(M1コンセプト)をベースにした2気筒エンジンで、バイオディーゼルに対応している。重量は100キログラムを下回る。タンク容量は約15リットルで、航続距離を250キロメートル伸ばすことができるという。

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同エンジンでは、コモンレールシステム、燃料直噴装置、ターボチャージャーなどにより燃費効率を高めている。また、軽量化するため、ケースにはアルミニウムを使用している。

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レンジエクステンダーの開発は、オーバーエスターライヒ州の自動車クラスターが主導する電気自動車関連プロジェクト「Clean Motion Offensive(CMO)」の一環として実施されている。CMOはオーストリア政府が気候保護やエネルギー関連のプロジェクトを支援するために設立した気候・エネルギーファンドが支援している。

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