トヨタ自動車のフランス生産子会社、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・フランス(TMMF)はこのほど、「ヤリス」(日本名:「ヴィッツ」)のハイブリッドバージョン「ヤリス・ハイブリッド」の生産を開始したと発表した。欧州でBセグメントのフルハイブリッド車が生産されるのはこれが初めて。
\ヤリス・ハイブリッドはトヨタ独自のハイブリッドシステム「ハイブリッド・シナジー・ドライブ(HSD)」を搭載。二酸化炭素(CO2)出量は79グラム/キロメートル、市街地走行の燃費は3.1リットル/100キロで、Bセグメントの最高水準を実現している。生産は2001年からヤリスの生産を手がけている仏北東部バラシエンヌ工場が担当する。
\トヨタはTMMFでのヤリス・ハイブリッドの生産に2,500万ユーロを投じた。これにより、第3世代のヤリス生産に伴うTMMFへの投資額は1億2,500万ユーロに達した。
\トヨタは欧州で40万台のフルハイブリッド車を販売している。2020年までに欧州モデルの全ラインナップにハイブリッドモデルを追加する予定だ。
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