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2012/4/20

一般・技術・その他 (旧)

ドイツの若者、買うなら「新品のミドルクラスより中古の高級車」

この記事の要約

コンサルティング大手のデロイトがドイツの19~31歳(1980~90年頃に生まれた、いわゆる「ジェネレーションY」)の若者2,000人を対象に実施したアンケート調査で、「量産ミドルクラスの新車より中古の高級車を購入したい […]

コンサルティング大手のデロイトがドイツの19~31歳(1980~90年頃に生まれた、いわゆる「ジェネレーションY」)の若者2,000人を対象に実施したアンケート調査で、「量産ミドルクラスの新車より中古の高級車を購入したい」と考えている人が56%に上ることが分かった。内装や装備への関心が高く、高級車志向が強いことがみてとれる。

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ジェネレーションYの若者は代替エンジンへの関心が高い。今後5年以内に新車を購入する場合、「ハイブリッドやEV車に乗ることを真剣に検討する」と答えた人は4人に1人に上り、ドイツ人全体(10人に1人)の平均を大きく上回った。ただ、従来車との価格差の上限を質問したところ「1,000ユーロ以内」の回答が過半数を占め、それ以上の価格差でも容認する人は少数派だった。

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現在の自動車に期待するものは「先進技術・低燃費のエンジン」「品質・安全性の高さ」で、とくにインテリアやカーナビなどの装備、ハイクラスの機能とデザインを重視するとの回答が目立った。

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この世代では、インターネットが購入モデルを決定する際に大きな役割を果たしていることも特徴だ。購入モデルを検討する際、メーカーのウェブサイトとネット上の試乗テストレポートが「大きな影響を与えた」との回答は9割を超えた。

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デロイトの専門家は、「ジェネレーションYの自動車市場における新車購買ポテンシャルは2020年には現在の2倍の140億ユーロに達することが見込まれる。自動車の開発には数年を要するため、自動車メーカーが今から将来の顧客のニーズをつかんでおくことは有益だ」とコメントしている。

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