独自動車大手のダイムラーは4月23日に開幕した中国の北京モーターショーで、中国のバッテリー・自動車メーカー、比亜迪汽車(BYD)と共同開発した電気自動車(EV)のプロトタイプを公開した。同モデルは中国市場向けに開発したEVで、新ブランド「DENZA(騰勢)」から発売する最初のモデルとなる。現在、プロトタイプの走行試験などを行っており、2013年から生産を開始する予定という。
\ダイムラーは2010年春にBYDとの提携を発表。新合弁会社として深センBYDダイムラー・ニュー・テクノロジー(BDNT)を設立した。
\今回発表したEVのプロトタイプは後部座席のサイドドアが後方に開くデザインなどが特徴。駆動システムなどの技術情報の詳細については明らかにしていないが、二次電池は床下に配置されているという。
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