独自動車部品メーカーのフレンキッシェ・ロアヴェルケは4月25日、メキシコのシラオに新生産拠点を開設した。子会社フレンキッシェ・インダストリアル・パイプス・メキシコとして事業展開する。新生産拠点の開設により、北米で生産する製品ラインアップを拡充するとともに、輸送費の削減や納期の短縮などにより、北米市場向けのサービスをさらに強化する。独自動車産業ニュースサイトの『オートモービル・インダストリー』などが報じた。
\同サイトによると、新拠点での従業員数は当初15人。自動車や産業用のパイプや配線保護チューブを製造する。生産面積は将来にさらに拡張できる。新拠点はメキシコシティーから飛行機で約1時間、最寄りのレオン空港には10分以内の距離にあるという。
\同社は1906年創業の同族企業で、欧州のほか、中国、チュニジア、インド、メキシコなど4大陸に14の子会社を持つ。北米では2003年に、ノースカロライナ州のアンダーソンに工場を開設している。
\