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2012/4/27

一般・技術・その他 (旧)

軽量のポリウレタンシステムを開発

この記事の要約

独化学大手バイエル・グループの子会社バイエル・マテリアルサイエンスは4月17~19日にオランダのマーストリヒトで開催されたポリウレタン産業向けの国際会議・見本市「UTECH 2012」で、軽量のポリウレタン材料「バイフレ […]

独化学大手バイエル・グループの子会社バイエル・マテリアルサイエンスは4月17~19日にオランダのマーストリヒトで開催されたポリウレタン産業向けの国際会議・見本市「UTECH 2012」で、軽量のポリウレタン材料「バイフレックスRIMライトウエイト(Bayflex RIM Light Weight)」を発表した。

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同材料は1リットル当たりの密度が0.9キログラムにとどまり、水よりも軽いのが特長で、完成部品の重量を最大30%削減することができるとしている。同社の高品質ポリウレタン発泡体「バイフレックス」をベースに開発し、充填剤を従来の鉱物繊維から新たな複合材に変えたことで軽量化に成功したという。成形には強化反応射出成形(Reinforced RIM)法を採用した。

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同材料は自動車のほか、鉄道、飛行機、船舶などの輸送機器、家具、建設業界、IT分野の製品にも使用できるとしている。

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