商用車・機械大手の独MAN(ミュンヘン)が3日発表した2012年1-3月期(第1四半期)の最終利益は1億2,300万ユーロにとどまり、前年同期から77.2%減少した。新興市場が好調な一方、頭打ちが続く欧州の商用車市場での競争激化などが響いた。売上高は3.3%増の38億4,500万ユーロ、新規受注高は1.4%減の43億6,800万ユーロだった。
\事業別売上高では、商用車部門が29億2,200万ユーロ(3%増)、パワーエンジニアリング部門が9億6,100万ユーロ(5%増)。新規受注高は、商用車部門が22億8,500万ユーロ(1%増)、パワーエンジニアリング部門が10億4,300万ユーロ(6%減)だった。
\地域別売上高は国内が7億8,500万ユーロ(5%減)、国外が30億6,000万ユーロ(6%増)となった。
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