独技術監査サービス大手のテュフズードは2日の決算説明会において、欧州の技術監査機関として初めてインドの車検サービス市場に参入することを明らかにした。車検工場はニューデリーに開設し、6月から営業を開始する予定。
\『フランクフルター・アルゲマイネ』紙によると、インドでは2009年からバス、タクシーやトラックなどの商用車に対する車検制度が導入された(普通乗用車の車検制度はない)。ただ、実際の導入はまだ数州にとどまっている、車検施設の整備も遅れている。テュフズードはインド車検サービス市場で先陣を切って進出することで、将来大きな成長が見込める同国でいち早く足場を固めたい考えだ。
\同社が同日発表した2011年通期の売上高は前年比10%増の16億8,000万ユーロ。営業利益(EBIT)は12%増の1億6,000万ユーロだった。
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