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2012/5/18

一般・技術・その他 (旧)

独クーカ、第1四半期最終利益2倍に

この記事の要約

独産業用ロボット・機械大手のクーカ(KUKA、アウグスブルク)が9日発表した2012年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は1,080万ユーロとなり、前年同期の2倍に拡大した。ロボット・オートメーション機械への需要が伸 […]

独産業用ロボット・機械大手のクーカ(KUKA、アウグスブルク)が9日発表した2012年1-3月期(第1四半期)決算の最終利益は1,080万ユーロとなり、前年同期の2倍に拡大した。ロボット・オートメーション機械への需要が伸びていることが追い風となった。本業のもうけを示す営業利益(EBITベース)は49%増の2,190万ユーロ、売上高は12.5%増の3億6,730万ユーロだった。

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新規受注高は51.8%増の6億260万ユーロで、4半期ベースとしては過去最高を達成。受注残高は40.1%増の9億8,120万ユーロに拡大した。

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部門別にみると、ロボット部門の売上高は1億5,280万ユーロ(12.4%増)、新規受注高は2億6,470万ユーロ(44.6%増)、EBITは1,590万ユーロ(59%増)、受注残高は2億9,940万ユーロ(51.9%増)だった。システム部門(溶接、自動車・航空宇宙・ソーラー産業向け生産設備など)の売上高は2億1,980万ユーロ(7.4%増)、新規受注高は3億4,430万ユーロ(59.5%増)、EBITは960万ユーロ(24.7%増)、受注残高は6億8,870万ユーロ(35.2%増)となっている。

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クーカは業績好調を受け、通期の売上高見通しを14億4,000万ユーロから15億ユーロに、営業利益率見通しを5.5%から6%にそれぞれ上方修正した。

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