欧州自動車工業会(ACEA)、欧州自動車部品製造連合会(Clepa)、欧州電気事業者連盟(Eurelectric)は5月25日、電気自動車の充電用プラグシステムを車両側、充電インフラ側ともに1方式に統一するよう欧州の主要機関や欧州連合(EU)の欧州委員会に共同で強く要請した。
\プラグシステムの標準化により、先行き透明感が高まり投資しやすい環境が整うほか、生産規模の拡大により製造コストが下がるスケールメリットがあると指摘。ユーザーにとっても使いやすい環境になると説明している。
\また、EU加盟各国が充電インフラの整備を大規模に進める前に、プラグシステムの統一を迅速に進める必要があると強調している。
\英エコカー情報サイト「グリーンカーウェブサイト」によると、3業界団体は、「Type 2/Type 2 Combo」と呼ばれるコンボ方式を提案している。同方式では、交流(AC)の普通充電と交流(AC)および直流(DC)の急速充電を短期間で一体化できる利点があるとされている。
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