独技術開発サービス会社のベルトラント・グループ(シュツットガルト近郊のエーニンゲン)は、本社の研究開発センター(ベルトラント・テヒニクム)で進めていた拡張工事を終え、14日に開所式を行った。新センターの床面積は6,000平方メートルから1万平方メートルに拡大する。
\拡張した研究開発センターでは、電気自動車やハイブリッド車向けのバッテリー性能評価試験設備と試作エンジン・ギヤ評価試験設備を新たに導入したほか、デザインスタジオを拡張し、様々な形の複雑形状部品の寸法や角度、輪郭形状などを高精度で3次元計測できる設備を導入した。モデルの多様化により要求される性能や品質、デザインが細分化していることに対応する。このほか、振動・音響試験や高温・炎天下など過酷な環境で車両の耐性試験などができるようになった。
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