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2012/7/6

企業情報 - 部品メーカー

ヴァレオ、アクセスメカニズム事業をユーシンに売却へ

この記事の要約

仏ヴァレオは6月25日、自動車ドアの開閉システムを手がけるアクセスメカニズム事業をユーシン(東京都港区)に売却する方向で正式に協議に入ったことを明らかにした。同事業の売却後は、二酸化炭素(CO2)排出量の削減や燃費の改善 […]

仏ヴァレオは6月25日、自動車ドアの開閉システムを手がけるアクセスメカニズム事業をユーシン(東京都港区)に売却する方向で正式に協議に入ったことを明らかにした。同事業の売却後は、二酸化炭素(CO2)排出量の削減や燃費の改善に寄与するためのソリューションやアジア諸国を含む新興国での事業展開の強化に集中する方針。

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アクセスメカニズム事業はキーセット、ドアハンドル、ステアリングロックなどを手がける。2011年の売上高は6億2,000万ユーロ(約620億円)で、キーシステムで2割超の世界シェアを持つ。世界12カ国に生産拠点を持ち、従業員は4,500人。

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ユーシンはキーセット、ドアラッチ、ヒーターコントロールに強みを持ち、キーセットでは国内2位。同社は国内自動車部品市場の縮小が見込まれるなか、海外売上高比率を引き上げることを目指しており、欧州系自動車メーカーを主要顧客とするヴァレオのアクセスメカニズム事業を傘下に収めることでグローバル展開を加速させる考え。

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