スウェーデンの船舶用エンジンメーカーのボルボ・ペンタは2日、より統合されたユーザーフレンドリーなヘルムステーション(操舵室)の開発に着手したと発表した。
\船舶の推進システムをナビゲーション・通信機器やその他の電気機器に完全に統合した、人間工学的に最適化されたモジュールを提供することを目標に掲げている。また、ボルボ・グループが大型商用車や建設機械などで培ったノウハウを活かし、シートや操縦システム、計器類が最適に配置された操縦者にとって快適な環境を創造することを目指す。
\ボルボ・ペンタのチーフデザイナーであるボンデソン氏は、「ボートの種類によって必要とされる内装のデザインは大きく異なるため、あらゆるボートにフィットする操縦環境をデザインするつもりはない。ただ、操縦者のニーズをもっと考慮した、より標準化された直感的操作を可能にするソリューションを提供できると考えている」と語っている。
\