独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車がこのほど発表した2012年上半期(1-6月)決算の売上高は、前年同期比6.6%増の57億ユーロに拡大した。営業利益も9.0%増の4億4,900万ユーロとなり、大幅な増益を確保した。
\顧客への納車は49万3,000台と8.4%増加。同社の新モデル攻勢の戦略を反映し、製品拡充に向けた実質投資は2億1,700万ユーロとなり、前年同期の8,000万ユーロを大きく超えた。上半期の生産台数は7.0%増の38万3,500台に拡大した。
\同社のヴィンフリート・クラウゼ財務担当取締役は上半期について、「堅調な業績を確保し、将来に向けた重要な投資を実施することができた」と述べ、好業績の理由については、主に顧客への納車数拡大と厳格なコスト管理の結果であると説明した。
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