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2012/8/24

一般・技術・その他 (旧)

BMW、新しい研修制度導入 適性に合わせて進路変更も可に

この記事の要約

独高級車メーカーのBMWは、9月から職業訓練生(見習い職)向けの新たな教育制度をスタートさせる。「TaLEnt」(適性に合わせた学習と発展)と名付けられた同制度では、応募した職種以外の仕事の方がより適性があると判断された […]

独高級車メーカーのBMWは、9月から職業訓練生(見習い職)向けの新たな教育制度をスタートさせる。「TaLEnt」(適性に合わせた学習と発展)と名付けられた同制度では、応募した職種以外の仕事の方がより適性があると判断された場合、研修生が研修開始から1年後に進路を変更できる。それぞれの長所を最も活かせる分野を伸ばすことで、意欲の高い優秀な人材を獲得するのが狙い。20日付『アウトモビールボッヘ』(オンライン版)が報じた。

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BMWの国内拠点では今年9月から約800人の見習い生(中・高卒)が13の職種で職業研修を受ける。TaLEnt制度では、生徒の資質を見極めるため、初年度に10回の面談を実施、担任の教官ばかりでなく、各実習コースの担当者も交えて話し合いをする。また、担任とコース担当者も緊密に連絡を取り合い、現在の職種が本人の適性に合っているかなどを検討する。さらに、外部団体による3日間の研修を実施し、研修生が自分自身の良い面に気づき、それを仕事や生活に活かせるようにしていくという。

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