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2012/8/31

総合 – 自動車産業ニュース

自動車アフターマーケット市場めぐる競争が激化=FTD紙

この記事の要約

修理・点検サービス、交換部品などの自動車アフターマーケット市場での競争が激化している。世界の自動車保有台数の増加にともない確実な需要が見込めるためで、自動車メーカーや部品メーカーはM&Aなどを通して事業拡大を積 […]

修理・点検サービス、交換部品などの自動車アフターマーケット市場での競争が激化している。世界の自動車保有台数の増加にともない確実な需要が見込めるためで、自動車メーカーや部品メーカーはM&Aなどを通して事業拡大を積極的に推し進めている。24日付『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』が報じた。

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独自動車部品大手のボッシュは今年1月、米複合企業のSPXグループから自動車故障診断器子会社のSPX Service Solutionsを買収することで合意した。買収価格は11億5,000万米ドルで、当局の承認待っている。

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7月には独自動車部品大手のコンティネンタルが4日、英国の自動車診断機器専業メーカーのオミテック・グループ(ウィルトシャー州ディヴァイザズ)を買収した。同社のヘルムート・エルンスト取締役(アフターマーケット事業担当)はFTD紙に対し、「アフターマーケット市場は大きな成長が見込める」と述べ、さらなる買収を検討していることを示唆した。

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市場拡大が確実に見込めるのは車両点検・修理サービス分野にとどまらない。自動車のエレクトロニクス化が進んだことでメカトロニクス需要も増加している。ボッシュの担当者によれば「エレクトロニクス無しにはほとんど修理はできない」。こうした事情を受け、ボッシュやコンティネンタルは自動車整備士向けの研修プログラムを提供し、対応する技術を持たない自動車修理工場が廃業に追い込まれないよう支援しているという。

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