英政府はこのほど、技術戦略委員会(TSB)が主導する低炭素トラックの実証実験プロジェクト「Low Carbon Truck Demonstration」に1,100万ポンドを追加拠出すると発表した。これにより、プロジェクト資金の総額は2,300万ポンドとなった。
\このプロジェクトは低炭素車の普及を促進するためTSB、英国交通省(DfT)、低排出車両庁(OLEV)が共同で実施するもので、コンペで選ばれた運輸・流通企業13社が参加する。今後2年間にわたって300台を超える代替燃料車やデュアルフューエル車などの低排出トラックまたは商用車の運用試験を行いデータを収集するほか、公共の燃料スタンドの設置も予定している。
\TSBのグレイ委員長はプロジェクトについて、「低炭素技術がより幅広く理解され受け入れられるよう後押しするとともに、代替燃料インフラの発展を可能にするものだ」とコメントした。なお、プロジェクト参加企業は、アスコット・トランスポート、ブリット・ユーロピアン・トランスポート、CNGサービシズ、G-ボリューション、ハワード・テネンズ・アソシエーツ、ウィートン・アンド・サンズ、ジョン・ルイス・パートナーシップ、T・ベイデン・ハードスタッフ、ロバート・ワイズマン・デイリーズ、テスコ、BOCグループ、ユナイテッド・ビスケットとなっている。
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