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2012/8/31

企業情報 - 自動車メーカー

シュコダ自、7月の販売台数6%増

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は23日、2012年7月の世界販売台数が前年同月比6%増の7万2,600台となり、7月としては過去最高を記録したと発表した。1~7月の販売も前年同期比8.1%増の5 […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は23日、2012年7月の世界販売台数が前年同月比6%増の7万2,600台となり、7月としては過去最高を記録したと発表した。1~7月の販売も前年同期比8.1%増の56万5,600台と好調だった。

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7月の販売を地域・国別に見ると、西欧では英国やデンマークで20%を超える高い伸びを示したものの、全体では7.1%減の2万5,300台にとどまった。

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中・東欧地域では、ロシアが42%増の8,700台と大幅な2桁増となったほか、クロアチア(21.4%増)、ハンガリー(19.2%増)も好調だった。

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中国は6.6%増の約1万9,000台、インドは22.6%増の2,800台だった。

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■ チェコ工場で「ラピッド」の量産開始

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シュコダは23日、チェコのムラダー・ボレスラフ工場で新型コンパクトセダン「ラピッド」の量産を開始した。同モデルは9月末にパリモーターショー(9月29日~10月14日まで)で世界初披露する。10月から欧州市場で販売を開始する。

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「ラピッド」は、「ファビア」「オクタビア」に次いでムラダー・ボレスラフ工場で生産する3番目のモデルとなる。同工場ではラピッドと将来の新型「オクタビア」の生産開始に向けて、生産ラインの生産能力を1日当たり800台から1,200台に引き上げた。

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「ラピッド」は10月から欧州市場で販売を開始し、2013年には中国でも現地生産した同国市場向けの特別仕様車を発売する予定。ロシアでは2014年初めにVWのカルーガ工場で生産を開始する予定。

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