独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車メーカー、アウディは2013年半ばからロシアで現地生産を再開する。カルーガにあるVW工場でアウディ「Q5」、「Q7」、「A7」を生産する計画で、当初は年1万台の生産を予定している。アウディのルパート・シュタートラー社長が29日、ロシアのモスクワモーターショーで明らかにした。
\独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、アウディは以前、カルーガ工場でセダン(「A4」「A5」「A6」)とオフロード車(「Q5」「Q7」)を生産していたが2010年末に生産を停止した。同紙によると、現地生産の再開は、関税率が下がるほか、ロシア市場の需要拡大が理由という。
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