独鉄鋼大手ティッセンクルップの産業設備製造子会社であるティッセンクルップ・システムエンジニアリングはこのほど、ケムニッツ近郊のプライサにリチウムイオン電池の技術センターを開設すると発表した。同センターでは、電極の生産、セルおよび電池の組み立て、試験などに重点を置く。当初は約20人の従業員を新規採用する予定。
\同センターでは、セルの部材の開発から、セルやモジュール、バッテリーシステムの組み立てまでバッテリーを生産するための一連の生産工程を開発する。
\また、同社はすでに大手自動車メーカーから、リチウムイオン電池セルやモジュールの自動組み立てラインを受注しているという。
\技術センターの開設では、フラウンホーファーセラミック技術・システム研究所(IKTS)、中堅企業のKMSテクノロジーセンター(KMSオートメーションのエンジニアリング子会社)やWEBAヴェルクツォイクバウ(工作機械メーカー)も協力している。
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