スウェーデンのトラック大手ボルボは13日、ロシアのカルーガ工場にトラックの運転台(キャブ)を生産する新工場を建設すると発表した。投資額は7億8,300万スウェーデンクローナ(約1億1,900万ドル)で、2014年に稼働する予定。
\新工場では、ボルボおよびルノー・トラックスの2ブランド向けのキャブを生産する。生産能力は年1万5,000台分を計画している。カルーガ工場では2009年から2ブランドのトラックを生産している。トラックの生産能力は年1万5,000台。
\同社によると、ロシアの大型トラック市場では西欧の高級大型トラックの需要が急増している。2012年は高級大型トラックの販売が2万8,000台となる見通しで、これは2010年の販売実績の2倍に相当するという。
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