スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは19日、中国・上海の技術センターを拡張すると発表した。衝突試験や安全システム開発の能力を強化するとともに、エアバッグ開発の中核拠点とする考えだ。
\800万ユーロを投じて延床面積を1万7,000平方メートルから2万500平方メートルに拡張するほか、最新の衝突シミュレーション設備を増設。130人の技術者の増員に対応するためオフィススペースを拡張する。
\オートリブは中国で7,200人を雇用し、うち6%に相当する430人がエンジニアリングや製品開発に携わっている。これは同社の世界の研究・開発(R&D)担当者の10%に当たる。
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