独自動車部品大手のコンティネンタルは19日、国内外で新たに開発センターを2ヵ所開設した。今回開設されたのはルーマニアのティミソアラとドイツのニュルンベルク。ティミソアラではオートモーティブ部門全般の研究・開発(R&D)を行う。また、ニュルンベルクでは同地に中核拠点を持つエンジン制御部門の試験・開発業務を行う。
\ティミソアラのR&Dセンターは床面積3万平方メートルで、従業員数は2,000人。同地には生産拠点があるが、今回のR&Dセンターの開設に合わせ、両部門を同じ建物内に集約し、業務効率を大幅に改善する。
\ニュルンベルクの試験・開発センターは1年半をかけて建設していたもので、総工費は750万ユーロ。延床面積は2,500平方メートルで、油圧性能評価など9つのラボを持つほか、独自開発のラピッドプロトタイピング設備を導入した。従業員数は200人。
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