独化学大手バイエル・グループ傘下のバイエル・マテリアルサイエンスは10日、韓国の龍仁市にポリマーの開発・技術(R&D)センターを開設したと発表した。同R&Dセンターを通して自動車やIT産業を中心に、ポリカーボネートを活用した新製品の開発で韓国のグローバル企業をサポートしていく。韓国の大手企業は世界市場で製品を販売しているが、研究開発は主に国内で行っていることに対応した措置という。
\龍仁市は韓国の大手企業の研究開発拠点や工場へのアクセスが良い利点がある。同R&Dセンターでは例えば、自動車、スマートフォン、ノートパソコン、テレビ関連の先端技術分野でポリカーボネート製品の開発を支援していく。
\同社はピッツバーグ(米国)、レーバークーゼン(ドイツ)、上海(中国)にも地域開発拠点を持つ。
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