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2013/1/25

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独コンティネンタル、バッテリーシステムの合弁始動

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルと韓国のエネルギー・石油化学大手のSKイノベーションが設立した合弁会社SKコンティネンタル・Eモーションが2013年1月初めから事業を開始した。新合弁会社は乗用車および小型商用車向けのリ […]

独自動車部品大手のコンティネンタルと韓国のエネルギー・石油化学大手のSKイノベーションが設立した合弁会社SKコンティネンタル・Eモーションが2013年1月初めから事業を開始した。新合弁会社は乗用車および小型商用車向けのリチウムイオン電池システムを開発・生産・販売する。両社は今後5年間で約2億7,000万ユーロを投資する計画としている。

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新合弁会社の出資比率はSKイノベーションが51%、コンティネンタルは49%。本社機能はベルリンに、研究開発拠点はベルリンと韓国のテジョン(大田)に置く。従業員数は当初、世界で約220人の体制でスタートする。両社がほぼ半々の割合で従業員を送り込んでいる。

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両社は昨年7月、同合弁会社の設立に関する契約を締結。当局からの認可を得てこのほど事業を開始した。

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合弁会社では、SKイノベーションがリチウムイオン電池セルやセパレーターに関するノウハウを提供する一方、コンティネンタルはバッテリーマネージメントや電池と他の自動車部品を連携するシステム技術を持ち込む。

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また、SKイノベーションとコンティネンタルの各社の事業戦略に新合弁会社は関与しないと強調している。

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