ドイツではタイヤやアクセサリー、交換部品などの自動車用品をネットショップで購入するドライバーが増えている。市場調査会社TNSインフラテストが実施した調査によると、ネットショップを利用して過去2年に1回以上、部品を購入したドイツ人ドライバーは約700万人に達した。利用者は増え続けており、市場規模も10億ユーロ以上に拡大しているという。
\TNSインフラテストは、自動車部品のネット利用調査(ATOM)を定期的に実施している。今回の調査は、ネットで部品を購入したことがあるとした800人と、これまで利用したことはないが、「将来ネットで購入することもある」とする(潜在顧客)200人を対象に昨年末に実施された。
\TNSインフラテストの市場調査専門家は、ネットで部品を購入するドライバーは今後も増え続けるとの見通しを示したうえで、販売業者に対し「ネット販売では顧客のニーズや購買層が店頭販売とは全く異なる。販売チャンネルの1つに過ぎないという考えではネット顧客を取り込めない」と指摘している。
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