独産業用ロボット大手のクーカ(KUKA)は1月30日、中国法人(上海)が昨年末に自動車ボディ組み立てラインを受注したことを明らかにした。発注元は「欧州の高級車メーカー」として企業名は公表せず、受注規模も5,000万ユーロ前後とするにとどめた。
\KUKAはラインの設計・施工を手がけるとともに、スポット溶接機やインライン計測機など136台のロボットを納入する。
\中国法人のクリンガーマン社長によると、今回の受注の目玉はリモートレーザー溶接機だ。同機械はレーザーと溶接ポイントの距離が長く、ポジション設定が迅速であるためアームの動きが最小限にとどまり、溶接作業にかかる時間を短縮できる特色を持つ。
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