仏PSAプジョー・シトロエングループ(PSA)と中国の東風汽車の合弁会社である東風プジョーシトロエン自動車(DPCA)は、建設中の武漢第3工場でプジョーのコンパクトセダン「301」を生産する。英自動車市場調査会社のジャストオートが20日伝えた。
\武漢第3工場は2011年に着工した。今年後半から稼働を開始する予定で、年間生産能力は15万台。シトロエン「Cエリゼ」の兄弟車である301は現在、スペインのビーゴ工場で生産されているが、6月からはカザフスタンの提携企業アグロマシの工場でも生産がスタートする。なお、DPCAの武漢第1工場ではCエリゼが生産されている。
\301は新興市場向けに開発されたモデルで、ルノー傘下ダチアの「ロガン」の競合車種となる。昨年12月にトルコで発売されたのを皮切りに、中東欧、南米、中東・アフリカ諸国で販売されている。
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