米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)は24日、独子会社オペルの試験設備を増強するため2億3,000万ユーロを投資すると発表した。投資は今後3~4年間に渡るもので、ドイツのリュッセルスハイムにある開発センターとドゥーデンホーフェンにある走行試験場に新たな設備を導入する。
\今回の投資により、オペル/ボクソールの事業を強化するとともに、世界中で同じ技術基準を採用して国際的な連携を強化し、グループ全体の柔軟性や開発スピード・効率を向上させる。
\具体的には、性能やエンジンの試験設備を刷新するほか、音響実験設備や安全性を分析する施設を新たに導入する。ドゥーデンホーフェンの試験場では、濡れた路面の走行路や新たな車両試験設備、整備工場の増設などに投資する。
\GMは先頃、新モデルや新型エンジンの投入などでオペルに2016年までに40億ユーロを投資する計画も発表している。
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