スウェーデンのベアリング大手SKFは13日、次世代ホイールハブベアリングユニット(HBU3)を自動車大手ボルボ・カーズに供給する契約を結んだと発表した。ボルボのスケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)の厳しい技術仕様に従い開発された専用HBU3を納品する。
\SPAは他車種への応用や展開が可能な車台構造のことで、将来のボルボ車の大半が、この新しい車台の採用を計画している。これにより、共有モジュールや、拡張可能なシステムとコンポーネントを採用した新しいボルボ車が生産できるようになる。SKFが提供するHBU3は、摩擦を低減した高性能シールを採用し、ボルボが目指している車体の軽量化に対応する。
\SKFはヨーテボリに本社を置き、ベアリングやベアリングユニットを中心に、シール、潤滑システム、メカトロニクス、サービスなどトータルソリューションを提供するグローバルサプライヤー。32カ国に140カ所の拠点を展開し、約4万6,000人の従業員を擁する。
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