英国のアレグザンダー財務担当相は6月27日、総額1,000億ポンドにのぼる大規模なインフラ投資計画を明らかにした。道路修繕や鉄道整備などが主な投資対象で、まずは2015年度にスタートするプロジェクトに500億ポンドを投じ、残りは2016~2020年に振り向ける。
\道路の修繕および更新には、1970年代以来最大規模となる280億ポンドを投じる。高速A14号線のハンティンドン~ケンブリッジ区間の更新を2年前倒しして16年に開始するほか、M4号線のロンドン~レディング区間を4車線に拡張する。老朽化した道路の修繕には100億ポンドを投じる。
\このほか、鉄道インフラの整備に300億ポンド、学校の新規建設や既存校舎の改修に100億ポンド、16万5,000戸の住宅建設に30億ポンド、洪水対策に2億7,000万ポンド、地方エリアの超高速ブロードバンド整備に2億5,000万ポンドを投じる計画だ。
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