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2013/7/5

一般・技術・その他 (旧)

関税同盟の国営鉄道3社、合弁貨物輸送会社設立で合意

この記事の要約

関税同盟および共通経済圏(CES)を構成するロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国の国営鉄道であるロシア鉄道、カザフスタン・テミル・ジョルィ、ベラルーシ鉄道の3社はこのほど、合弁のコンテナ貨物輸送会社「統一輸送・物流会 […]

関税同盟および共通経済圏(CES)を構成するロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国の国営鉄道であるロシア鉄道、カザフスタン・テミル・ジョルィ、ベラルーシ鉄道の3社はこのほど、合弁のコンテナ貨物輸送会社「統一輸送・物流会社(ITLC)」の設立に関する合意文書に調印した。

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ITLCは、欧州・アジア間のトランジットを含むCES内のコンテナ貨物輸送を主な業務とする。各国政府の承認を経て、株式会社として設立され、ザバイカルスク駅(ロシア)、ドストゥイク駅(カザフスタン)、アルトゥインコリ駅(カザフスタン)、ブレスト北駅(ベラルーシ)の各鉄道貨物ターミナルの移管を受ける。ITLCの設立はCESが目指す経済統合の促進に貢献するものであり、今後CESでの大規模な共同プロジェクトの実施に弾みがつくと期待されている。

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CES内および国際的な輸送・物流需要の拡大をにらみ、ITLCは2020年までに鉄道車両、コンテナ、ターミナルおよびITインフラなどに総額62億米ドルを投資する計画だ。

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