中国が中央アジアとの関係強化、露の存在感が薄れる中
●開発支援の融資・無償援助予算として260億人民元を用意 ●中国と中央アジア諸国との貿易高は昨年、640億ユーロに拡大 今月18、19の両日、中国・西安で第1回中国・中央アジア首脳会議が開催された。中国のイニシアチブで開 […]
●開発支援の融資・無償援助予算として260億人民元を用意 ●中国と中央アジア諸国との貿易高は昨年、640億ユーロに拡大 今月18、19の両日、中国・西安で第1回中国・中央アジア首脳会議が開催された。中国のイニシアチブで開 […]
●全長4,250キロのエルティシ川と北極海航路を連携 ●ロシア・カザフ・中国を結ぶ河川輸送の活発化を期待 中国の新疆ウイグル自治区を源とする全長4,250キロのエルティシ川が、ロシアとカザフスタンの外交議題に浮上している
中国自動車大手の長城汽車(GWM)傘下の自動車メーカー、ハバル(Haval)はこのほど、ロシアで製造した車両の独立国家共同体(CIS)諸国への輸出を拡大する意向を明らかにした。昨年輸出を開始したベラルーシに加え、アゼルバ
ロシアのプーチン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、アルメニアのニコル・パシニャン首相が11日にモスクワで会談し、カフカス地域の交通インフラ連動を強化することで合意した。昨年11月10日のナゴルノ・カラバ
ユーラシア経済連合(EEU)加盟国の大手開発銀行4行が4日、首脳会議が行われたモスクワで提携協定を結んだ。ロシアでの開発機関の改革に連動するもので、4行の業務を調整して投資の活発化、国際プロジェクトの促進、EEU諸国の統
米国が中央アジア諸国を対象にした新しい起業支援イニシアチブを立ち上げた。在カザフスタン米国大使館が6日明らかにしたもので、現地のMOSTビジネス・インキュベーターが米国国際開発庁(USAID)主催の「未来成長イニシアチブ
ベラルーシのマリニッチ在ウズベキスタン特命全権大使はこのほど、ウズベキスタンがベラルーシの協力を得て、遺伝子工学を用いた家畜の育種センターの設立を準備していることを明らかにした。ベラルーシとしては育種センターで同国との提
中央アジアからの出稼ぎ先といえばロシアが定番だったが、ここにきて韓国の人気が上昇している。ロシアよりも賃金が高く、治安も良いというのが理由だ。 韓国に来る中央アジア人には3つのタイプがある。まずは朝鮮民族系の人々(高麗人
アジア開発銀行(ADB)の最新の調査レポートによると、中央アジア諸国が今後も経済成長を維持していくには国内総生産(GDP)の6.8%に相当する投資を継続していくことが必要だ。しかしキルギスのように天然資源が乏しく外貨獲得
ウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)傘下のGMウズベキスタンは18日、カザフスタン自動車最大手サリアルカアフトプロム(SariarkaAvtoProm)のコスタナイ工場に組み立て部品の供給を開始したと発表し
ベラルーシとジョージアが産業分野での提携を拡大する。ベラルーシのルシー副首相は20日、ジョージアの首都トビリシで同国のバフタゼ首相と会談し、トラクターの生産提携の可能性について協議した。ジョージアは自国にトラクター生産の
中央アジア諸国におけるインターネットの普及率が年々上昇している。ネット利用の拡大は政府やメディア産業のみならず一般の市民の間でも進んでおり、カザフスタンではネット事業者の売上がここ5年間で倍増した。しかし一方では接続料金
豊富な天然資源に加え人口増や安価な労働力などにより、中央アジア諸国は外国資本にとり魅力的だ。コンサルティング大手のボストン・コンサルティングによると、カザフスタンやウズベキスタンなど同地域の非資源産業に対しては将来的に4
ロシアのラブロフ外相は今月初め、中央アジア各国を訪問した。同相の訪問は3月初めに予定されるプーチン大統領の中央アジア歴訪への地ならしとなるものだが、その成否は不透明なものとなっている。ロシアは同地域の国々に対する影響力を
ロシア商用車最大手のGAZとアゼルバイジャン同業のアゼルマシ(Azermash)はこのほど、アゼルバイジャンで商用車とバスを組み立てる合弁事業を手がけることで合意した。GAZブランドの商用車と、「LiAZ」「ベクトル・ネ
ロシア、トルクメニスタン、カザフスタン、アゼルバイジャン、イランのカスピ海沿岸5カ国の首脳会談が12日、カザフスタンのアクタウで開かれ、各国首脳がカスピ海の領有権をめぐる協定に調印した。1991年のソ連崩壊以来の懸案を解
カザフスタン国鉄(KTZ)の物流子会社KTZエキスプレス(KTZE)は16日、カスピ海横断輸送路(TITR)を経由したコンテナ貨物輸送を開始したと発表した。最初の貨物は非金属製品で、東部のウスチカメノゴルスクからカスピ海
ウズベキスタンで2016年にミルジヨフ大統領が就任して以来、中央アジア5カ国の間には新たな協力関係が生まれている。同大統領はカリモフ前大統領の孤立主義を大きく転換させ周辺諸国との協力強化に動き、伝統的にこの地域への強い影
ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの国鉄が共同で設立した物流企業「統一運輸ロジスティクス(UTLC)」はこのほど、オーストリアの鉄道貨物大手レール・カーゴ・オーストリアと提携することで基本合意した。3国を経由する中国・欧州
欧州復興開発銀行(EBRD)は1月30日、カザフスタンなど中央アジア4カ国を対象にした「地域小規模事業プログラム(RSBP)」を立ち上げた。欧州連合(EU)が資金を拠出し、EBRDが運営するもので、オンラインプラットホー
ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン及びアルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)の経済統合の深化に向けた動きが停滞している。統合の前提となる共通関税コードがすべての国で未だ批准されていない他、カザフスタ
欧州連合(EU)は24日、ブリュッセルで旧ソ連6カ国との関係強化を目指す「東方パートナーシップ」の首脳会議を開いた。EUと連合協定を結んでいるウクライナなどはEU加盟につながる具体的な成果を求めていたが、ロシアとの関係悪
EUは24日、ブリュッセルで旧ソ連6カ国との関係強化を目指す「東方パートナーシップ」の首脳会議を開いた。EUと連合協定を結んでいるウクライナなどはEU加盟につながる具体的な成果を求めていたが、ロシアとの関係悪化を避けるた
日本と中央アジア5カ国による外相会議が1日、トルクメニスタンで開催された。出席国は中央アジア諸国独立後の外交関係樹立から25周年を迎えたことを記念し、安全保障、貿易・投資、開発、人的・文化的交流、国際政治における連携など
ストックホルムとサンクト・ペテルブルグのテロ事件には共通項がある。両者ともに中央アジアの出身という点だ。それ自体はおそらく単なる偶然に過ぎないのだが、米国機関の調査結果を象徴しているとは言える。 米国の国家戦略研究所(I
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)がウズベキスタンで展開する合弁会社GMウズベキスタンが、カザフスタンで委託生産を開始する。ウズベキスタンのラマトフ第1副首相が先ごろ明らかにしたもので、3月中に現地の組立認可が下り
英国のネットリサーチ及びマーケティングを行う「We are social」は先ごろ、世界各国のネット環境や利用状況に関する調査結果を発表した。「2017 Global Digital」と題する同報告書によると、中央アジア
カザフスタンとウズベキスタンの自動車業界が、生産提携を模索している。カザフスタンのウテンバイェフ駐ウズベキスタン大使は先ごろ、両国にとって利益となる新しい事業モデルが必要だと述べ、双方の企業が部品・装備や新車を合同生産す
ロシアとウズベキスタンが共同で宇宙電波観測所設置に取り組んでいる。ウズベキスタン東部のスファ(Suffa)高原に建設しているもので、パラボラアンテナの直径は70メートルに上る。 ウズベキスタン科学アカデミーRT70電波天
ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)は、2018年1月から自動車の域内生産の割合を50%まで引き上げる計画だ。EEUの執行機関であるユーラシア経済委員会(EEC)で工業・農業
ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)が域内製造品であることを示す商標の導入を検討している。13日にベラルーシの首都ミンスクで開かれた『ベラルーシ工業フォーラム』で、EEU工業
中国の習近平主席は7日から9日にかけてロシアを公式訪問し、両国の経済関係を強化することでプーチン大統領と合意した。また、9日にモスクワで開かれた終戦70周年式典に出席したほか、9月3日に中国で開く対日戦勝記念式典にプーチ
ロシア、ベラルーシ、カザフスタンおよびアルメニアで構成されるユーラシア経済連合(EEU)の執行機関であるユーラシア経済委員会(EEC)はこのほど、電気自動車(EV)の生産・普及に向けた2015~17年の行動計画を承認した
ユーラシア経済連合(EEU)が域内の電気自動車(EV)製造を後押しするため、優遇政策を実施する。4月29日にEEUの広報担当者がベラルーシ国営BelTA通信に明らかにしたところによると、EEU理事会は具体案を盛り込んだ関
ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)の理事会は14日、軽工業の発展に向けた2015-16年行動計画を承認した。同産業分野への投資促進と競争力向上のための環境整備を目指す。 行
ロシアのプーチン大統領は20日、ベラルーシとカザフスタンの首脳に対し、通貨同盟の結成を検討するよう呼びかけた。 3カ国は、経済統合を目指す「ユーラシア経済同盟(EEU)」の創設メンバー。カザフスタンの首都アスタナで開かれ
ロシアのプーチン大統領は20日、ベラルーシとカザフスタンの首脳に対し、通貨同盟の結成を検討するよう呼びかけた。 3カ国は、経済統合を目指す「ユーラシア経済同盟(EEU)」の創設メンバー。カザフスタンの首都アスタナで開かれ
ロシア鉄道はこのほど、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの国有鉄道が出資する「統一運輸物流会社(UTLC)」が統一国家登記簿に法人登記されたと発表した。 UTLCはモスクワに本社を置き、資本金は397億ルーブル。同社にはロ
ロシア鉄道は15日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの国有鉄道が出資する「統一運輸物流会社(UTLC)」が13日に統一国家登記簿に法人登記されたと発表した。 UTLCはモスクワに本社を置き、資本金は397億ルーブル。同社
ロシアは5日までに、ウクライナとモルドバで生産された食品に対する輸入規制を導入した。ウクライナ、モルドバとグルジアは6月末にEUと自由貿易協定(FTA)を含めた連合協定に署名しており、プーチン政権は3カ国に対し、ロシアの
ロシアは5日までに、ウクライナとモルドバで生産された食品に対する輸入規制を導入した。ウクライナ、モルドバとグルジアは6月末にEUと自由貿易協定(FTA)を含めた連合協定に署名しており、プーチン政権は3カ国に対し、ロシアの
EU(欧州連合)は6月27日の首脳会議で、ウクライナ、グルジア、モルドバと政治・経済面の連携を強化する「連合協定」に署名した。EUは自由貿易協定(FTA)などを通じて旧ソ連3カ国の経済発展を促す。国内に親ロシア派を抱える
ロシア、ベラルーシ、カザフスタンは5月29日、アスタナで開催された首脳会議で「ユーラシア経済連合」を来年1月に発足させる条約に調印した。2010年の「関税同盟」、12年の「統一経済圏」に続き、将来の「ユーラシア連合」の発
ウクライナとロシアの天然ガス問題に解決の兆しが見えてきた。両国のエネルギー相と欧州連合(EU)のエッティンガー欧州委員(エネルギー政策担当)は2日、ブリュッセルで会談し、ガス債務の弁済計画および今後のガス価格についての合
ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国首脳は5月29日、経済統合の深化を目的とする「ユーラシア経済同盟」の創設条約に署名した。条約は各国議会で2014年末までに批准され、来年1月に発効する予定。これにより、人口1億7,
ロシアとベラルーシは、道路輸送サービス市場を相互自由化する方針を固めた。ベラルーシ国営ベルタ通信が2日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国が参加する関税同盟の執行機関であるユーラシア経済委員会(EEC)のルマス委員
ロシアとベラルーシは、道路輸送サービス市場を相互自由化する方針を固めた。ベラルーシ国営ベルタ通信が2日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国が参加する関税同盟の執行機関であるユーラシア経済委員会(EEC)のルマス委員
ロシアがEU(欧州連合)産豚肉の輸入を伝染病の発生を理由に禁止している問題で、EUの欧州委員会は8日、同措置を不当として、世界貿易機関(WTO)に提訴した。双方はWTOの紛争処理手続きの第1段階として当事者間協議を行うが