独エンジン大手のトグナムは7月31日、米サウスカロライナ州のエイキン拠点に今年4月に併設したばかりの研究開発(R&D)センターを拡張する計画を明らかにした。2,250万米ドル(約1,700万ユーロ)を投資してオフハイウェー車両向けディーゼルエンジンの性能試験装置を2台から4台に増やす。設置工事は間もなく開始し、15年の稼働開始を目指す。
\トグナムは生産能力と技術力を強化する成長戦略を掲げ、世界の拠点で投資を強化している。同社はエイキン拠点を北米市場におけるプレゼンスを強化するための足場として重視しており、2010年からこれまでに同拠点に1億ドルを投資してきた。また、エイキン群も企業誘致に積極的で、トグナムの研究開発センター建設に4,000万ドルを助成している。
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