独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダ自動車は21日、チェコのクバシニ工場の生産台数が累計で150万台に達したと発表した。同工場では1947年からシュコダブランドの車両を生産している。150万台目となったのは中型乗用車の「スペルブ」だった。
\クバシニ工場では現在、「スペルブ」のほか、小型SUV(スポーツ多目的車)「イエティ」とコンパクトMPV(多目的車)「ルームスター」を生産している。従業員数は約4,500人。1日あたりの生産は3交代制で800台となっている。
\シュコダ自は2018年までに世界販売台数を年150万台に引き上げることを目指している(2012年:93万9,200台)。目標達成に向けてモデル攻勢をかける戦略で、クバシニ工場でも新型車の生産に向け、組み立てラインや車体製造工程に新たな設備や工具を導入して近代化し、物流システムも改善した。
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