独自動車部品大手のシェフラーは2日、ヘアツォーゲンアウラハの技術開発センター内にある車両音響試験センターを拡張したと発表した。増設した180平方メートルの施設は音響試験3部屋と振動試験1部屋からなり、構造部品だけでなく車両本体の音響・振動試験ができる。
\車両音響試験センターには、音響・振動センサー、振動測定、高速度ビデオカメラ、測定・シミュレーション、解析装置などの最先端設備が導入されている。また、車両全体の音響試験、振動強度試験、ハンドワーク作業ができる音響試験室は「ルーム・イン・ルーム」コンセプトで作られている。平均30~50平方メートルの室内は直方体の構造となっている。また、スプリングダンパー施工のため他の建物の振動の影響を受けないなど、精密な振動測定ができるようになっている。
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