日産自動車はこのほど、電気商用車「e-NV200」の冬期実証運行をブリティッシュ・ガスと共同で開始した。ブリティッシュ・ガスは、11月から来年4月いっぱいまで半年間にわたって日産が貸与するe-NV200のモニター車28台を訪問サービスで活用し、冬期に運行した場合の経済性や環境性能、電気自動車としての実用性や可能性を検証する。英国で過去最大規模の電気商用車の実証運行となるこのプロジェクトには、日立キャピタル・コマーシャルビークル・ソリューションズとゲーツヘッド・カレッジも協力する。
\e-NV200は、「リーフ」に続き、日産が来年から投入する2車種目のEVで、ディーゼル車やガソリン車のバンと同等の室内の広さや多用途性、実用性を備える。英国日産のライト社長は、「英国で過去最大の電気商用車の実証運行に戦略パートナーとともに車両とサービスを提供できることを誇りに思う。e-NV200の発売を前にブリティッシュ・ガスとこのような多数のバンの実証運行を行うことは、両社の関係の深さを物語るとともに、車両開発が最終段階に来たことを示している」とコメントした。
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