フランス郵政公社(La Poste) は仏東部のフランシュ=コンテ地域圏で、ルノーの電気自動車「カングー Z.E.」にレンジエクステンダ―として水素燃料電池を搭載したモデルの実証試験を実施する。2014年第1四半期に郵便配送車として投入する予定。水素燃料電池の搭載により、航続距離が2倍に伸びると見込んでいる。同モデルは、気温が低く、山道も多い地域を配達業務で約100キロメートル走行することになる。水素燃料電池の搭載により、暖房や曇り防止がバッテリーのパフォーマンスに影響することもなくなるという。実証試験で好結果を得られれば、将来的に、これまでディーゼル車を投入していた長距離の配達業務に水素燃料電池搭載の電気自動車を投入することも可能になると見込んでいる。水素燃料電池はフランスのシンビオFCellが供給する。また、ベルフォール・モンベリヤール工科大学も同プロジェクトに参加している。
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2013/12/13
欧州自動車短信
La Poste
この記事の要約
フランス郵政公社(La Poste) は仏東部のフランシュ=コンテ地域圏で、ルノーの電気自動車「カングー Z.E.」にレンジエクステンダ―として水素燃料電池を搭載したモデルの実証試験を実施する。2014年第1四半期に郵便 […]
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