仏ルノー・グループは2日、2013年の国内自動車市場でトップシェアを維持したと発表した。乗用車の販売台数は前年比0.8%増の42万7,455台で、国内乗用車市場におけるシェアは23.9%と前年から1.5ポイント上昇した。車種別では「クリオ」が登録台数10万3,000台で第1位に輝いたのをはじめ、「セニック」、「メガーヌ」、ダチア「サンデロ」、「キャプチャー」、「トゥインゴ」がトップ10に入った。
小型商用車の販売台数は前年比5.5%減の12万240台で、シェアは0.7%減の32.7%だった。「カングー・エクスプレス」、「クリオ・ソシエテ」、「マスター」が国内小型商用車市場の1位から3位までを独占した。
カンビエ上級副社長は、「新モデルの投入成功(クリオ、キャプチャー)や既存モデルの好調(トゥインゴ、セニック、メガーヌ)、そしてフランス5位のブランドに成長したダチアの台頭などによって自動車市場の落ち込みの影響を抑え、満足の行く販売成績を残すことができた」とコメントした。