メルセデス・ベンツはこのほど、スマートウォッチ(タッチディスプレイ付き腕時計)の開発を手がける米国のベンチャー企業、ペブル・テクノロジーと戦略提携すると発表した。
ペブル・テクノロジーは、ブルートゥースによりスマートフォンと接続し、ダウンロードしたアプリケーションと連動して動くスマートウォッチを開発している。スマートウォッチをメルセデスのスマホ向けアプリ「デジタルドライブスタイル」と連動させることで、車の現在位置や燃料の状態、施錠されているかどうかを知ることができるほか、車内ではドライバーに危険を知らせたり、ナビのルート変更やオーディオシステムの操作、音声認識ソフト「Siri」の起動などが簡単にできるようになる。
メルセデスは、ラスベガスで7日から10日まで開催される国際展示会「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で、デジタルドライブスタイルとペブルのスマートウォッチのデモンストレーションを実施する。