英エンジニアリング企業インスティテュート・オブ・モーター・インダストリー(IMI)はこのほど、電気自動車(EV)およびハイブリッド車(HV)に関する研修業務をマレーシア教育省から受託し、覚書を交わした。マレーシア全土のコミュニティ・カレッジのネットワークを活用し、2014年中に約1,000人の自動車のプロフェッショナルを対象にEVとHVに関するスキルを向上させるための研修を実施する。
マレーシア政府は、EVとHVの輸入・物品税を免税とするなど低公害車の普及に力を入れている。IMIのナッシュ最高経営責任者(CEO)は、同国ではここ数年で低公害車の普及が急速に進んでおり、現在の総保有台数は2万台に達していると指摘。「さらにレベルの高い専門知識を導入することは、自動車販売業者がこの新しいテクノロジーに対処できるよう効果的な態勢を整えることで、アフターセールスサービスの価値を高める大きなポテンシャルが生まれることを意味している」と語っている。