独ベアリング大手シェフラーのクラウス・ローゼンフェルト社長は13日デトロイトで、同社の自動車部門の2013年売上高が前年比約7%増の77億ユーロ(暫定値)に拡大したことを明らかにした。とくに北米市場が好調で全体をけん引した。自動車部門は売上高全体の6割を占める中核事業となっている。
ローゼンフェルト社長によると、北米の売上高は13%増と、2ケタ台の成長を確保した。
同社は北米市場での需要増に対応するため、メキシコのプエブラ近郊にトルクコンバーターの工場を新設する計画だ。工場用地は既に取得しているという。新工場が完成すると、プエブラで2番目、メキシコでは3番目の生産拠点になる。