独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車メーカー・セアトが、ドイツのフリート(法人一括契約)車両市場で好調な販売を示している。セアトが2013年にドイツで販売したフリート車両は1万1,335台となり、前年から35%増加した。ドイツの当該市場が全体で6.2%縮小(データフォース調べ)した中で大きな伸びをを示した。独フリート市場(10台以上の業務用車両を保有する企業が対象)におけるセアトのシェアは1.2%から1.7%に改善した。セアト・ドイツ法人のマルクス・ホフマンフリート事業部長が明らかにした。
ホフマン部長によると、フリート事業をけん引したモデルは「Mii」と新型「レオン」シリーズ。とくに昨年秋に発売したステーションワゴン「レオンST」の人気が高いという。
同社は今年もフリート車両事業が大きく伸びると見込んでいる。